復刻版:石の博物館/水晶編
水晶好きの皆様
お待たせしました。
原石ラブのもなりですが、伝統ある工芸品にやられてきました。
ヨーロッパの貴族文化の美意識は、
水晶をここまで(ある意味)昇華させるのかとため息でした。
ツーソン行ってもお目にかかれない
歴史ある水晶達です。
かなり巨大な水晶をくりぬいて作ったフラワーベーズでしょうか?
もしくは美しい飲み物を入れてたのでしょうか?
何かの儀式の時にここに入れた魔法の液体なんぞ飲んでたのかしら?私ならそうするのにとしばし遠いところへ行ってしまいました。
もう、貴族過ぎて何をするものなのかわかりませんが、
グラスか特別な物入れのようです。
お城や宮殿で実際に使われていたものです。
欲しいとかいうレベルでなくて、純粋に凄いなとボキャブラリーが間に合いません。
水晶の水差し。
ここまで美しく加工されたら、水晶さんもメタモルフォーゼ(変身)ですね。
どれほど、優雅な時代だったのでしょう。
ああ、また気が遠くなってきました。
何に使うのでしょうか?貴族過ぎてわかりません。
分かるのは、これは水晶だな(ここ笑う所です)
是非、拡大して見て下さい。
この大きさのアメシストをこの薄さでこの形に~~~~~~~~
中はアメシストの猫。
上品にあしらわれたゴールドが雅です。
買うとすればいくらだろう?
ああ、下世話なワタクシ
こちらは、アメシストドーム内に自然結晶したジプサム(セレナイト)をマリア様に彫刻したもの。
ため息。。。そして合掌。
ドゥニでも何点かこの大きくてかなり重さもあるジプサムアメシストジオードを扱ってまして、仲良しのお客様達が所蔵されております(ほとんど愛媛県が終の住処に)
中のジプサムを彫刻した物は始めて見ました。
原石命!!のワタクシも見事な鷲のカービングを施されたスモーキークォーツの前で
感服致しました記念撮影。
何とも贅沢な水晶工芸の数々。
技術と芸術性の高さに、真のラグジュアリーとは美術である。
なんて事を思いました(・ω・)/
まだまだ続く