復刻版:Namaste India
続きを楽しみしています」というありがたい励ましのお言葉を真に受けて、がんばってます
(お店も暇なのでって。仕事しろ~~)
わたしにとって初めてのインドは、
一言でいうと
身体・心・魂(精神)の巨大な洗濯機でした。
カルマという超強力洗剤をぶち込み、
おバカエゴと現代日本物質界で汚れ果てた己をこれでもか!これでもか!と
ゴッシンゴッシン!ごりごりごり(こすっております)
ぎゅっぎゅっのぎゅ~~~(絞ってます。脱水)
パンパンパン!(しわを伸ばしております)
びら~~んぱたぱたぱた(炎天下で干しております)
バラナシ名物 ガンジス川での洗濯風景(インドはこのように洗濯物を石板にぺっしんぺっしんと打ち付けて洗います。飽きずに何時間も眺めていたっけ)
「これが私よ!」と思ってたすべてが木っ端みじんに打ち砕かれて、
なんにもない、なんでもない、あるがまんまのただそれだけの存在に。。。
生まれ変わったです。
でもね。
それからも、間違い、迷い、つまずき、コケて、
私のばかあ!と我が身の愚かさに泣いたりしました。
人間だもの。
今でも絶賛修行中!ええい!日々精進です~
で、初海外旅行のエアラインは「エアインディア」でした。
エアアテンダントさん達は美しいサリー姿で、機内はすでにお香とマサラとインド人さんの体臭で異国情緒満開。
搭乗しただけで感涙でした。
「私はインドに行くのよおおおお」
(やっと外国に行けるね、私!)と子供のころの自分に話しかけてみたりしてね。
しかも、一人だし。
一人だし。(うふふふふ)一人大好き。
うれしかったなあ~。ちっとも怖くなかったわあ。(眠れない程心配してたのに)
だって!憧れの地、天竺ですよ!!
しかし、見事なくらい計画立ててなくて。
初日のホテルすらも予約せず(初めての海外なのに)
出たとこ勝負でなんとかなるさとマジで信じてました。しかも実行。
なんとか旅を続けられたのも、ビギナーズラックというありがたい宇宙の法則だったんだと、今になってしみじみ思いますです。
インドありがとう。
余談ですが、サンスクリット語で「バカボン/簿伽梵(正式にはバギャボン)」とは「徳のある尊い人」という意味です。
仏陀(お釈迦様)の別の呼び方なのは有名ですね。
バカボンのパパも有名です。
(さすが!バカボンのパパ、お洗濯中)
無知故に愚か(バカ)である。
お釈迦様がおっしゃるには、
無知から全ての問題が生じてくる。
無知であるということは、知が無いことであって、
頭が悪いという事でなく、単に知らなかったということである。
あなたはバカではない。知らなかった(無知)だけなんだよ。
なので、いろいろ見聞きして、知って、自ら考えて、無知無明の世界から出てきなさいと。
英語でfool(愚者)、簡単に言っちゃうと(バカ)はタロットの0番ですね。
人生の始まりは赤ちゃんの様に(この場合は無垢ですが)、何にも知らない無知な状態から始まるわけです。
そして、宇宙(神)へと至る長い長い旅が始まるのです。
故スティーブ・ジョブズ氏も“Stay hungry, Stay foolish.”(貪欲であれ、愚直であれ)とおっしゃってますね。
で、私は何が言いたかったんだっけ?
そうそう、おバカの定義をしておきたかったんだ。。。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
さて、その大バカの私。
とうとうインドはデリーに到着しました。
Namaste!INDIA!(1992年なので、今のインドとは少し違うかも)
人人人人人人人~~~~(全部インド人)
牛牛牛牛牛牛牛~~~~(聖牛)
空港出るなり、むき出しのインド~~~~~~
あらゆる人達とモノが路上に溢れかえり、
あらゆる動物(人間も含め)の体臭と食料と糞尿とゴミとお香のにおい。
人々の叫び声、いろんな動物のいななき、クラクションの音、スピーカーから大音量ヒンドゥ音楽、祈りの声。。。。。。
「やったああああ!!きたあああ!!インドばんざ~~~い!!」
むせ返る程の生命の密度。濃い、熱い空気~~~
深呼吸しちゃったもんね。
何度も。
悪そうなインド人さんも乞食さんも何もかもがうれしい。
で、空港で一緒になった日本人旅行者(旅の予算が同じ程度の人達)と安宿へGO~~~~
インドの初日は阿鼻叫喚の安宿で(しかも男性達と相部屋で)虫さされにおびえながら(どんなとこに泊まってん!)過ぎていったのでした。
こちらは2011-11-12のブログです!
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