クリスタルトライブの皆様、こんにちは。
ヒマラヤ水晶専門店としてオープンしたドゥニクリスタル。
今年、ヒマラヤ山脈の全く新しい鉱区マウント・メルーから
はじめて採掘されたばかりのヒマラヤ水晶をご紹介する光栄に預かって
いつになく緊張しています。
１０何年もヒマラヤ水晶と歩んで来ましたが、今回のメルー山水晶との出会いは、運命というか、導きというか、なにか偉大なるものの恩寵の中に居るようで、ハートが早鐘のようになって意識が遥か高みへと引き上げられてしまいます。
北インドの聖地で有名なリシケシからさらに奥地になるウッタランチャル州に跨ったインドガルワールヒマラヤの峻峰メルー山。
標高６６６０m。
この山からはじめて水晶が採掘されました。
それが、MERUクリスタル。
またの呼び名を
Mather of all Crystal
全ての水晶の母
満を期してとうとう地上にお出ましです。
MERUとはサンスクリット語で「山」を意味します。
仏教の宇宙説にある想像上の霊山「須弥山」はSUMERU/蘇迷盧スメール、またはメルーの音写です。
もなりが、これまでになく興奮し、身が引き締まる思いにまでなるのは、その水晶の類稀な美しさです。
はじめて目にした時、体が震え涙が溢れ出て圧倒されました。
今年のツーソンが市場初登場だったのです。
いつもお世話になっているヒマラヤ水晶のお店に、どうしても引き寄せられる小さな一角があり、そこに在る水晶たちは他の水晶とは何かが圧倒的に違う異彩を放っていたのです。
私は数少ないその水晶たちに魅せられて、しばし恍惚として佇んでしまいました。
夢中で選んでいると、「この水晶は今年はじめて出たメルー水晶です」と教えられました。どうりで、見たことも感じたこともない水晶な訳です。
そうこうしていると、オーナーさんから声を掛けられました。
特別なバイヤーしか入れない、秘密の部屋への招待です。
まだ、ほとんど誰も入っていないであろうオープンしたばかりのその部屋には、これまでに浴びたことのないクリスタル達の神聖で清涼なバイブレーションが満ちていて、まるで神殿かなにかの聖なる場所にいるようでした。
外の喧騒とは次元がまったく違っていました。
足が自然に震えてきます。それは、感動と喜びの振動です。
全ての水晶の母の部屋です
遥かヒマラヤから、今まさに長い眠りから目覚め、世界を旅して現代を生きる私達に会いに来ています。
『Mother of all crystal/全ての水晶の母』と呼ばれる、このメルー産水晶達は、古代から世界中に散らばっている水晶達やその水晶を愛する私たちへ、真の目覚めへの呼びかけをしています。
Mother of all Crystalはヒマラヤ水晶では珍しいほど透明度があります。また独特の蝕像（エッチング）はアイスクリスタルと同じですが、生命力の強さがセルフヒールド（自己再生力）となり、無数の先端を生み出し、三角形の小さなファセット面が光に輝く様は、最高のカットを施したダイヤモンドに匹敵します。
永い永い年月、雪と氷に閉ざされたヒマラヤで激しい天候や地層からの自然化学的影響などにより、侵食され削られても尚、透明度（美しさ）を失わず、さらに成長してきたその姿は、傷ついても、失っても、悲しみを乗り越え成長しようとする私たち人間の在り様に重なります。
人生のどんな局面も、自分のどんな経験も、虚しいものではなく、光り輝く無数の側面の一つ一つであることに気づかせてくれます。
水晶が生きて成長するなんて、不思議に感じますよね。
鉱物達は生きものです。
私たちのような有機的な生命ではないけれど、生命（いのち）があり、意識があり、全体と繋がっておりながらも「個」であります。
この地球で、一緒に生きている仲間です。
家族です。物質界の長老です。
だからこそ、私たちはこれほどに水晶に魅かれ、信頼し、共に居たいと感じるのです。
Mother of Crystalは言います。
やっと分かり合える、分かち合える魂を持った人達が地上に登場しています。
あなた達に会いに来ました。
今、出てこなければ私たちはこの姿を保てず、また永い年月の果てに別の姿に、もしくは消えて無くなっていくことでしょう。
それでは遅すぎるのです。
この愛しい星（地球）が健やかで、安寧で存続し続けられるよう、
あなたが光であることを思い出せるよう願いを込めて降りてきました。
壮大な話になりましたが、わたしがMother of Crystalから受け取ったメッセージです。
このメッセージと共に、あなたに届きますように。
この人生で水晶をお届けする役目をいただいたことに感謝を込めて。
