※キャッシュを削除すると更新される場合があります。

復刻版:わかカル/エジプト編

お久しぶりでございます。

ブログを毎日更新してやるぜっ!と決意する度、

臨時休業やなんやで自滅しているもなりでございます。

だからって訳ではないが、今日も長いわよ(・ω・)/

私たち、石好きピープルの内に秘められた静謐な空間にご案内出来れば幸いです。

と、大きく出ちゃったよ。はてさて無事に書けるでしょうか

今日のブログ、最初は「石好きピープル」がタイトルだったですが、
分け合って(訳あってでなく)エジプト編です。

わたしは子供の頃から「古代エジプト」が大好きでした。

なぜか魅かれてしょうがない方も多いと思います。

枕に見たい夢の写真を入れて眠るとその夢を見るという話を知って、

子供時代はツタンカーメンの写真を入れて眠っておりました

全然見ませんでしたけどね

毎朝泣いてました(見れなかったから)


そんな、超絶憧れのエジプト。

選りによって真夏の訪問となりました。

観光客が少なくて良かったけど、熱さはふつーじゃありませんのよ。

日焼け止めも化粧水も持たず、カイロに降り立ちましたわ。

なのに、インド滞在も含めいまだにシミ一つ出来ておりませんのよ、奥さん。

これはですね、「お日様大好きありがとうと常にお日様から逃げず感謝とラブの賜物です。

美白女子は真似しない様に。

とーぜん、ツアーじゃないしガイドもなし。
当時4歳の息子を連れて怒濤の貧乏旅行です。

基本、安宿なんでエレベーターの壊れた7階の部屋まで全ての荷物を背負って登るとか、

ベッドは薄い板を三枚程渡してマットを乗せてるだけなので、眠ると板が割れて落ちるとか、

エジプトは観光で3000年も食ってる国なので、ツーリスト狙いのアヤシい人々にさんざ騙されキレるとか(何度も巨漢のエジプト人に食って掛かったオレ)

ま、いろいろありましたが、楽しい旅でした

お食事は美味しかったですよ~。情緒満点ですし。

葡萄の葉でくるんだご飯や、カバブに、スープ、タヒーニやひよこ豆料理と、

中東料理は素晴らしいです。

日本食なくても全然平気なオレでしたが、

流石に日本からの距離といい、国外滞在が長くなり過ぎて

生まれて初めて「アミノ酸切れ」(醤油や出汁の)の禁断症状が出ました。

これは、ものすごくキツかったです。
身体が泣くんですよ「醤油~~魚~~」と涙ボロボロの号泣。

私の頭は「なんで泣いてんだろ?すごいな~味の禁断って」なんて冷静だったんですけど。
旦那さんにとっては迷惑きわまりない珍道中だったと思います、はい。

ま、それはよいとして。

当然、念願中の念願ピラミッド参りや、


この後、鞍がボロだったせいで息子と私は駱駝から見事に落ちました。
ラクダって背が高くてね、そりゃ~砂地と言えども一瞬息が止まる程痛かったわ。


若かりし頃のワタクシと息子とスフィンクス

カイロ博物館、カルナック神殿、アレキサンドリア、シーワオアシス(隣りはリビア)

王家の谷等をセルフで観光しました。

写真は全部当時撮影したもの。
その写真を更にipadで撮ってアップしました~


カルナック神殿入り口(もなり撮影)
観光シーズンでなかったお陰で、見て下さい!誰も居ない神殿独り占め。


レリーフも神々の彫像も巨大です。

オベリスクも建っております。神殿自体が巨大なので全貌を捉えきれません。


もう、オベリスクに近寄ってハグし放題!


感極まって喜びの涙を流しながら撮った記念の一枚。

前にもブログで書いたかもですが。

王家の谷で、とある貴族のトンボ(お墓)に行ったときのお話です。
ツタンカーメンのお墓もある有名な場所です。


王家の谷 ハトシェプスト大神殿とワシと息子

お墓と言っても側にピラミッドか神殿がある訳でなく、
不毛の砂漠にやおら穴(入り口)がありまして

そこから地下へ伸びる回廊を降りていくのです。
ツタンカーメンのお墓もそうでした。びっくりする程小さいのよ。

有名なネフェルタリ王妃のお墓もそうでした。

(ここはたった一人で入ったんですよ~。幸せだったな~貸し切り状態で。)


壁には一面にホンモノの(あたりまえだが)ヒエログリフ(古代エジプト文字)が施されて圧巻です。

大体こういった観光地には、正規のものから自称までガイドのおじさんがうろついていて、

一緒じゃないと入れないのですね。

真夏でオフシーズンだった為観光客も少なく、ガイドさん(下写真参照)と私たちだけでお墓に入っていきました。


こちらはカルナック神殿にいたガイド風おじちゃんです。
あまりにかっこ良かったので一枚撮らせてもらいました。
私のお宝写真の一つ。

どんどん地下に降りていくと、玄室(死者を埋葬する墓室)に着きました。

電気も通ってないので照明もなく、ガイドさんのランプだけが頼りの観光です。

8畳程の室内は、壁も床も天井も大きな石で囲まれています。

外界の光も音も一切遮断された空間はいわゆる、古代人が造った密室なんだけど、

恐怖や閉塞感なんてみじんも感じない、
なんと言うのか体験した事のない空間でした。

空気が違うんですよ。密度が違うというか、動きがないというか。
表現するのが難しいのでどう伝えればいいのか悩みますが、

霊気とか地場が違うとか、そんなレベルでないのです。

そう、敢えていうなら

異空間。。。

しばし、家族3人で玄室の存在感に圧倒されていました。

すると、ガイドのおにーさんが意味ありげにふっと笑ってランプの灯りを消したのです。


その瞬間。。。


完璧な全くの闇に包まれました。

目が少しでも光を求めて彷徨うのだけど、一点の光もない。

自分たちの呼吸の音ですら、大いなる空間に吸い込まれて聞こえない。

そのまま漆黒の静謐の中に佇んでいると、方向感覚も無くなってくるのだけど、

不思議な事にそこに恐怖がない。。。

これは。。。

至福。。。

一切の光と音から遮断された安堵感。

わかるでしょうか。。

実際私も不思議だったのですが、安らぎをおぼえてしまったのです。

外界のあらゆる騒音はもちろん、土中の微生物が放つ振動すら感知出来ない。

というより、光も含め静けさを妨害する一切がない。

その荘厳なまでの静けさの中で、ここに眠った古代の魂の安らぎを感じてしまった。

感じるのは、巨大な石の分子構造のブ~~~~~ンとした低い唸るような振動のみ。

それすらもがこの特別な密室の空間に吸い込まれて消えていく。。

在るのは、恐怖を伴わない自分の意識のみ。

美しい。。。

気が遠くなる程の幸福感に包まれた。。。

浮かんでいる様に感じるけど、自分の芯がわかる。

高揚感と安堵感が同時に体内を駆け巡る。。

ふと、自分の芯のスペース(空間)をありありと感じる。

それはまるで、宇宙空間のように広大で静謐だ。

そして、、内も外も無くなっていく、、、

その空間にいつまでも滞在していたい気持ちに駆られた瞬間

ランプが灯った。

放たれた柔らかい光は、ここが宇宙空間ではなくエジプトの古い古い墓の中だと教えてくれる。

ガイドのおにーさんの目が

「最高だろ?」

と微笑んでいる様に見えた。

私は満面の笑顔で「最高だ!」と応えた。

パパも息子も私と同じ様に、どこからかテレポートで帰ってきたような顔をしている。

まさしく、脱魂状態でふらふらと回廊を登り外へ出た。

灼熱の太陽が眩しく、砂漠はまるで黄金のようだ。

また、ここから「人生」をやんなくちゃ。

あの、人混みや雑踏、あらゆる文化、その元で行きていく沢山の命とかかわり合いながら。。。

あの墓をはじめ数々の玄室に眠る古代の人物達は、
宇宙的静謐の中でやっと真(まこと)の眠りにつける事を知っていたのか。。

誰にも何にも邪魔されることのない、自身の最深奥へ。。

それは反応を手放した無の境地なのかもしれない。

電子がはじけるような微細なレベルまでもシャットアウトして

静けさの中に参入していく事の意味。。。

そんな事が頭の中でぐるぐる回った。

先日、石好きのお客様と話をしていて、

どうして私たちは石が好きなのか。
石好きにはどんな共通点が在るのかという話になりました。

職業も生い立ちも好みも全く違う我々石好き。。。

もなりは思うに、石が好きな人にはあの宇宙的静謐な空間がある。

石が好きでなくとも在るとは思うけど、その割合が大きいというか、いや

その空間を携えて誕生して生きていると思う。

もの言わず強固で動かずただそこに在る石。

有機的な生命体でない石は永劫すら感じさせる。

小石ですらその内部に宇宙的な静謐さを秘めていて、

その静謐な聖なる空間に私たちの魂が共鳴するからこそ安らぎを憶え、

有機的な命でなく、意志のような何か、

叡智のようなものを感じ高揚するのではないか。

あなたにも私にも備わっている、その神聖な空間と素早くリンクできるのが

鉱物、石なのではないかしら。
少なくとも、私にとって石はそういった存在です。

私は見ての通り、賑やかで騒がしい女ですが、

ものすご~~~く、静かな秘めたる部分を持っています。

一人の時間空間とは寂しい事でなく、とても大切な事だと思う。

生まれてくるときも死ぬときも一人、宇宙と繋がるときも一人です。

でも宇宙全体は全てが在り、決して一人ではない。

だから、あの玄室の中では恐怖も寂しさも感じなかったのかもしれない。

誰でも一人になりたいときがあるよね。

孤独とかそういう意味でなくてね。

子供の頃、浜辺で無心に石や貝殻を拾っているときのような

安堵と高揚の間に、永遠の平和を感じます。


明日は新月。。。

お気に入りの石を手に持って、静かに過ごされてみてはいかがでしょう。

あなたの神聖で静謐なスペース(空間)の中へ。。。。。