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復刻版:スピの落とし穴/マルチとかなんとか

過去ブログ
スピの落とし
に登場した、ワタクシの友人が

また、ええ感じに落とし穴にハマって教訓を与えてくれました。

こうして、彼女のことをブログに書けるのも、

彼女はもなりのブログ読まないからなんですね~

(読めばいいのに。勧めはしないけど)

彼女はとあるエコな催しでホメオパシーをやってる女性と知り合いました。

ホメオパシーを知らない方の為に

ホメオパシー (Homeopathy, Homoeopathy, Homœopathy) とは、極度に希釈した成分を投与することによって体の自然治癒力を引き出すという思想に基づいて、病気の治癒をめざす行為。同種療法、同毒療法、同病療法と呼ばれる場合もある。(wikipedia様より抜粋)

私も一時、友人のすすめでこれは素晴らしいなと共鳴しハマりかけましたが、

いかんせん、サプリ等をはじめ毎日なにかを定期的継続的にやり続けるといった、コツコツ持続ができない人間なので断念。

(特に飲む事苦手。ビールは毎日飲んでますが)

そいで、はっきりさせておきたいのは私はここでホメオパシーの賛否を言いたいのではない事をご理解下さい。

どちらかと言えば、すごく良い療法だと認識してます。

我が子をホメオパシーで育てられるんなら、私もそうしたかったです。

で、ホメオパシー云々でなくて、その流通の仕方についてですね、

友達から聞いた話だけから、もなりの感じた事を書くのですから、そこんとこご了承下さい。

決してホメオパシーを否定するものではありません。

友人は、たまたま知り合ったその女性からホメオパシーの講義を受講する為に待ち合わせ場所の

第三者の個人宅に赴きました。

マンツーマン1時間で消費税込み10800円。ホメオパシーのレメディを買いたいのなら入会金2000円。

ま、これが高いか安いかを論じる気はないです。

欲しかったら、会員になって自分の地区の担当者(いわゆる親)からしか買えないというものでした。

でも友人は、酷く落ち込んでいて

「もなりちゃん、スピの世界ってこんなんなの?会員にならないと買えないものなの?」

「いやいや、ネットでふつーに買えるよ。本だっていっぱい出てるし、自分に合うのを選べばいいんじゃないのかなぁ」


「ねずみ講とはまったく異なるタイプの流通で、アメリカではふつうの事ですよ。マルチは悪くありません」

と、うたってる人気の某アロマカンパニーとかもありますよね。

それもええと思うんです。

口コミで、信頼出来る友人から購入する。ええ事です。

それでいい物が広まる訳だから、新しい流通の仕方が出現するのも時代の流れでしょう。

で、その親の人たちはアロマも親やってたりしてね。

そうやって商いをして生計を立ててる人を悪く言う気もありません。

この世は多様だし、それで幸せになってる人も沢山居る、そしてこれからも増え続けるだろう。

友人がついてなかったのは、先方がノットフレンドリー(親切じゃなかった)だった事。

友人は友達だと思って行ったのに、自分は「カモ」でしかなかった気がして悲しかったと。

そして、その講義も一万円の価値があるようなモノでなかったようです。

話を聞けば聞く程、

「そりゃ、カモられてますな」

と、友人が哀れになりました。

私、人生で2度程ねずみ講(マルチ商法)に触れたことがあります。

一つは、大阪に住んでたまだ何も知らない20歳くらいの頃。

行きつけのお好み焼き屋(大阪やなあ)のお兄ちゃんに

「なあなあ、君めっちゃええもん持ってるで(私、派手で目立ってましたから)。

君やったら絶対成功するよ。00っていうむっちゃええ洗剤があんねん。

人にも環境にも良くてな、ええもんやから店舗ないねん、口コミだけでむっちゃ売れてんねんけど。オレも小遣い稼ぎにやってんねん。トップの人になったらな、そりゃあ親やからむっちゃ儲かりはんねん。年収何千万円でベンツとポルシェ乗ってええ暮らししてはるで。君もそんなになれるよ。かっこええ女の人やから、いっぺん会わせたるわ、話聞くだけでも得するで」

私は世間知らずのギャルでしたが、ベンツもポルシェもセレブな暮らしもアウトオブ眼中なタイプだったし、

それに、友人知人に欲しくもない物を勧めて売って自分が儲かるって、なんだか理解不能だったので

「きしょくわる~と言って、関わりませんでした。


またある時は、リアルマルチ商法のセミナーに行ってしまった事。

10年くらい前なんで、無知なギャルではありません。いろいろ世間をわかってるお年頃です。

アロマが流行始めの頃でした。温熱ポットなんぞに入れて充満させるものです。

いまでこそアロマは市民権を得、ショッピングモールの雑貨屋さんでも気軽に買うことができますね。

いい香りで大好きです。

大阪時代の友人が何十年ぶりに連絡をくれて、アロマの講習会で高知に行くから是非来てってことでした。

生まれたばかりの娘をベビーカーに乗せて、懐かしい友達会いたさに行きましたよ。

会場はそこそこの建物(県立文化センターみたいな)のキャパ40人程の会議室でした。

20人くらい居たかなあ。

懐かしい友達は、そのアロマ会社でもトップクラスのセールスレディで、全身ブランド物の成金みたいになっててびっくり

高知でも販路を広げようと、腕利きの営業マンを数名従えて乗り込んで来たって感じでした。

私の懐かしさとは裏腹に、彼女はいかに当社のアロマが良い物で、特殊な販売方法をとっていて、買ったお客様が

次は販売出来る人となってお金を稼ぐことも出来る夢のような商法で、私はすごく上の方の人間だから、顧客が増える度儲かるのよと。。。

もう、がっかりで。。涙目

しかも、講習会はアロマの説明なんか一切なく、いかにこのマルチ商法(ねずみ講)が会員に早く成ればなるほど儲かる仕組みになっているのかを

黒板に図説付きで延々と自己正当化してしゃべり続ける有様でした。。。

ははあ、こういうシステムなんや。要らん知識が増えて損した気分。

途中我慢出来ず、具合が悪くなり

友達にさよならも言わず、ベビーカー押して出て行きました。

悲しかった

めんどくさいねん。

モノを売るのって、もっとシンプルなんじゃないか?

一万円払って、気分を害した友達。

一万円もらった方はどんな気分なんやろ?

どんな事にしてもそうだけど、


人は苦労しないで、棚からぼたもちみたいに幸せになりたいんや

と、いつも思ってしまう。

楽したいのはみんな一緒。

でも「楽」は、苦労して成し遂げてこそ味わえる美酒なんだよ。

戦士の休息とでも言うのかな。

休息だけでは、楽しめないのよ。

休息の味すらもわからなくなる。

「人を狂わすなら、全ての願いを叶えれば良い」という言葉があってね、

それについてよくよく考察してみたら、確かにそうだと思う。


私は一時、ずっと楽園のような場所で遊び暮らしていました。

何の苦労もないの。毎日楽しむ事だけを考えておれば良かったの。

しばらくすると、それがもう苦痛にしかならなくなって。

自分のアイデンティティが崩壊して、やがて狂気みたいになっていきました。
楽園に居ながら鬱。。

余程仕事がしたかったらしく、

「いらっしゃいませええっ」って叫びながら目が覚めたこともありました。

贅沢な悩みと言えばそうだろうけど、

何かの為に役に立ちたい、働きたい、そうでないと私は私が何者かわからなくなってくるの。

パラダイス時代より今の方が幸せです。

幸せの重みが違う。達成感や自信といった宝を備えている。

なんの苦労もせず、役にも立たず、いい思いだけしてると、おかしくなってくるのよ。
(ま、生まれつきセレブの大富豪とかはそんなことないでしょうけど)

昼があって夜があって、引き潮があって満ち潮があって成り立ってる世界。

働いて喜ばれて疲れて休んで喜んで、また働いて。。。

願って奮闘して叶って、休んで。

まわる、まわるよ、世界は循環してるから。

それが自然なんだろう。

話が脱線しましたが、ちょっとアヤシいなと思ったら、

ネットの時代だし、その源を自分で調べるのも大切な事。

どんないい物も、マルチだろうがフリマだろうがスーパーマーケットだろうが、

それに関わる人間にヒューマニティが欠如してたら、

いい物はネガティブなオーラに包まれてしまう。

そんな事のない、双方気持ちの良い取引。

それが大切やと思います。

自分に誠実なのと、自分の欲望に忠実なのは

全く違います。

誠実である事の大切さが沁みた長~いお話でした。

おしまい

友達はかけがえのない宝