最近、ちょっと思うところがあり。。。
ドラマクィーン
ってご存知ですか?
これはドラッグクィーン
(大好きな映画「プリシラ」でし。元気になる映画です。お勧め)
で(・ω・)/
ドラマクィーンとは「悲劇のヒロイン」を地でいっちゃう少々迷惑な人々のことです。
エネルギーバンパイアですね。
芝居がかった行動をとり、悲しかろうが嬉しかろうが過剰に騒ぎ立てる人の事です。
感情表現がオーバーすぎる(もしくは複雑)自己中心の人。
女性だけでなく男性も。
あっちでもこっちでもいい人になろうとするので、人間関係をごちゃごちゃにこわしていきます。
人に好かれたい策士みたいなクィーンもいます。
他人事でなく、自分に当てはまったりする場合もあるので、よくよく自分を鑑みてドラマ作ってハマってないかようチェックしてみましょう。
脚本、監督、主演はエゴ(我欲)なので。
誰でもそう言った質は持っていますが、他人を巻き込むか巻き込まないかですね。
私も若い頃はドラマクィーンなところがありました(今もあるかもでし)
なので、よくわかります。
パウロ・コエーリョ氏の言葉を借りれば、
こういった人達は常に頭の中で自分が主人公の演劇(ドラマ)を作りだしています。自分の不平不満を材料に脚本を書くのです。そして厄介な事に、この演劇は自分だけでは上演出来ないので必ず他の役者を必要としてきます。
友人知人や家庭や職場でなぜかとってもしんどい相手がいるとしたら、
あなたはドラマクィーンの「ワタシが主役劇場」に引きずり込まれて、
何か役割をやらされている可能性があります。
主役の相手役か、脇役か、敵か、、いずれにせよ、気付かないうちにその役にはまり込んでしまうものです。
そんなことには気付かずに付き合っていても
いつかどこかで歯車が合わなくなってきます。
その人と居るとすごく疲れる。
いやな気分になる。
相手に対して自分の本当の気持ちが伝えにくい等、
ネガティブな症状が出てきます。
連続ドラマにレギュラー出演している可能性大。
友情や思いやりを通して一生懸命付き合えば付き合う程疲弊してしまいます。
そう、このゲームは参加すると負けるのです。
本当にその人の事を思うなら、嫌われても良い覚悟を持って
真実を伝えてあげる事しかありません。
「それは間違っているよ」
「付き合いきれないです」と
なんなら「ドラマクィーンやで。直した方が良いよ」といってあげる事です。
これには力がいります。
どーでもいい相手なら、てきとーにお付き合いするでしょ。
言ってもらえるうちが花なんです🌸
正直な気持ちを伝えて嫌われるのは怖いし、相手が傷つくであろう姿を見るのも辛い。
優しい人に限って、わがままな相手に我慢と寛容で対応します。
ドラマクィーンに甘いだけの優しさは通用しません。
それこそが彼・彼女達の栄養源だから。
いつも、自分の味方になっていて欲しいだけなのです。
で、なにも変らない。
ますます「お一人様劇場」ロングラン公演。
本当の優しさは強さを内包しています。
甘いだけの優しさは「弱さ」です。
絶対叱らない親っていますよね。
その子供は大抵わがままな性格になっていきます。
感情まかせに怒る事と、
その子の為を思い、しっかりと「叱る」ことは違います。
何も分からないので(無知故に)間違えているのであるから
教えてあげる事が大切です。
ドラマクィーンに適切に対処したとして、あなた方の友情や人間関係は一時壊れるかもしれません。
でも、ドラマクィーンの人も100%全てが悪い訳ではない。
良い部分もいっぱいあるのです。それは誰でも同じ。
あなたが心から誠意を持って伝えた事で、悪癖から開放される日がいつかやってきます。
その時に、大きく両手を広げて何も言わず迎え入れてあげれば良いのです。
中には、折角のあなたの誠意も通じない人もいるでしょう。
でもかわいそうにそういう人はまた、別の相手役を見つけてドラマを演じ続けます。
別れて良かったって事になるのです。
最近もなりの周りでこの手の人間関係に悩んでいる人が多いです。
クライアントさんでドラマクィーンがいたら
もなりはぽぽ~~んと言うてしまいます
ウソもテキトーも使えないし、使いたくない。
嫌われてもしょーがない、お別れ覚悟でもの申します。
私の言葉はどストレートなので、ざっくり刺さるそうです(夫談)
カミソリどころか、出刃包丁のようだと言われまして。
(自慢できひんがな)
だが、切開しなくては出ない膿もあるでしょう。
痛みを伴うことが必要な時もあります。
良薬は口に苦しです。
オブラートで包みすぎると、飲み込めません。
でも、あまりに正直に言うと、トーゼン傷つかれるわ、嫌われるわ。
なので、私にはオブラート一枚分くらいの優しさが必要だなあと反省しています。(ごっつ苦いんで)
バランスが崩れている哀れな人を周りが甘やかし、肥大化させてしまわないように。
愛があるなら時に厳しさも必要です。
出刃包丁はいけません(もなりだけや~)
寛大さは、その人が帰ってきた時のハグまでとっときましょう。
そして、自分もドラマクィーンやってないか要チェック!
被害者側でも加害者側でも、その問題にどっぷり浸っている時は
「ご自分劇場」をやってないか見きわめて、
その役目を降板して、幕を閉じる。
誰も一人では生きていないのだから、
沢山の人と関わって生きてるんだもの。
心地よい間柄を築いていきたいものですね。
ドラマクィーンのお話でした~~