クリスタルトライブの皆様、こんにちは
今年も沢山のクリスタルヒーリングをさせていただきました。
ドゥニ3階までお越し下さった皆様、真にありがとうございました。
タイトルの「心に残るヒーリング」とは、
もなりのクリスタルヒーリングが誰かの心に残ったのではなく
もなりの心に深く残ったヒーリングのお話です。
滅多にご来店されないMさんは、4人の男の子のお母さんでいつも元気はつらつ。
頼もしい「はちきん」タイプの女性です。
(はちきんとは「男勝りの女性」を指す土佐弁。高知県女性の県民性を表した言葉です。話し方や行動などがはっきりしており快活、気のいい性格で負けん気が強い。後ろを振り返ることなく前進し続ける行動力にあふれている。wiki様より抜粋)
私もはちきんなので、Mさんが来るとすごく嬉しい。
とても気が合うのです。
ハワイのアロハスピリットが身体中から湧き出ているような、
お日様見たいに明るい女性
ご来店されて何年にもなるけど、この秋初めてクリスタルヒーリングのご依頼を受けました。
Mさんにはブログに書くことをご承諾いただいてます。
書こうとして、当日を思い出すだけで胸がいっぱいよ
Mさんはぶっ飛びスピリチャルな人でなく、ごくふつうに不思議なことが好きで、石が好きで、スピリチャルにも興味があるけどほど良い距離感をお持ちの方。
クリスタルヒーリングはずっと受けてみたかったそうで、
ありがたいことに「もなりさんならば」ということで3階に来て下さいました。
「ヒーリングやヒーリング後に対する希望などありますか?」と尋ねましたら
「いや、もう、クリスタルヒーリングを受けられるだけで幸せ!」とこれまた嬉しいお応え
しばらく会話をして、では始めましょうかとなった時
「私、癌なんですよ。8年間ずっと治療を続けているんです。癌治療の影響でカツラかぶってるんですけど取っていいですか?」
10年ヒーリングやってて、いろいろなゲストさんにお会いしてきましたが
正直心底驚きました。
Mさんはとっても快活で健康そうでとても癌を患っているようには見えない。
どちらかと言えば、フツーの人よりずっと元気。
笑顔のままのMさんの
予想外の言葉にハートチャクラがキュンって止まりました。
「もちろん、カツラはお取りいただいて構いませんが、Mさん癌なんですか?それも8年も。。。」
「一番下の子を生んだ頃からなので、随分長いですよ。今もあちこち転移していて大変なんだけど、私元気でしょ!あっはっはっ」
止まったハートチャクラが彼女の笑顔でまた動き出す。
このあたたかさは、ぬくもりは、なんだろう?
こみ上げてくるものが光に変る感じ。。
カツラをとったMさんは、
もちろん髪の毛は抜け落ちていて、
眉毛もなくて、どこかの立派な僧侶のようだった。
「びっくりでしょう笑」
ニコニコ笑顔のその姿から眩しいほどの後光が射していた。
まさに太陽そのもの。
太陽は恒星。
恒星は自ら光を放っているもの。
ちなみに惑星は恒星の周りを公転している星です。
8年間の闘病生活。
愛する子供達、家族に囲まれて
Mさんはどんな風に毎日を過ごしてきたのだろう。
眠れない日も、悲しみで押しつぶされた日もあったろうに。
髪の毛も失い、女性として母としてこの方の苦しみや憤りは、
どのように愛と光に変ったのだろう。
「そりゃあね、辛いですよ。眠れない日もありましたよ。でもね、病気だからって落ち込んでても仕方がない。」
「むずかしいことわかんないけど、だいじょうぶ良くなるって思ってたら元気でいられますね。検査で時々数値が良くなってお医者さんや看護士さんに驚かれるんですよ(笑)もなりさんやっぱあれですかね、念いの力ってのもあるんでしょうかね」
「きっとありますよ。それだけではダメだけどそれが一番大切ですもの」
「最近そういうことよく思うんです。もちろん治療も続けますよ〜」
なんという強さ。
強さとはこういうことを言うのだ。
でもMさんは自分を偉いとか強いとか全然思っていない。
私は涙は出てないけど、ずっと泣いていた。
魂が感動して泣いている。
「勇気」が波動となって、Mさんから放たれている。
その勇気は「愛」を本質としていて、
彼女によって表現されると天真爛漫な輝きとなって私の涙を蒸発させる。
ヒーリングの最中は、なにもかもが美しかった。
垣間見える彼女のカルマも前世も、今生の使命や目的も
たった今の生命(愛)のパワーに吸収され昇華され彼女の魂の彩りと成っていく。
美しい
人はかくも美しいものなのだ。
水晶達もすこぶる嬉しそう。嬉し泣きしながら働いてる。
私も慈雨の涙で心はいっぱい。
ヒーリングが終わって、遠い世界から帰ってきたようなMさんの瞳はキラキラに輝いていました。
シェアリングしてMさんが最後に
「毎朝ね、早起きして息子達と主人にお弁当作ってるんですよ。これだけはしんどいけどやめられない。作ってあげたい」
台所で5人分のお弁当を作ってる「お母さん」の姿が目に浮かんだ。
この言葉が忘れられない。
Mさんにとってこれは自己犠牲でも義務や責任でもない。
愛以外のナニモノでもない。
Mさんは誰かの光で照らされる存在でなくて
太陽(恒星)そのものになった人だ。
自然体で「死」や「病」の恐怖を超克し
自然体で「悲しみ」や「喜び」を自分の中で統合している。
あたりまえに生きて、あたりまえにがんばって、愛と笑顔に溢れている。
母親とは何かここで語る気はありません。
母である前に女であり、人であります。
それぞれの見解も違うでしょう。
でもまことの母の愛とは「無私の愛」、見返りを求めない「無条件の愛」です。
Mさんのありのままの姿に最も尊い愛、「無私の愛」を見るのです。
そして私達はもれなくみんないつかはこの世を去って行きます。
だからこそ一瞬一瞬、毎日毎日を大切にハッピーに生きていこうよ!
つい先日ご来店された時、どうしてもMさんのことをひとりでも多くの人にシェアしたくてずっとブログに書きたいと思ってたことを話しました。
子育てに疲れたお母さんが来た時に、Mさんのことを話したいけどぐっとこらえてましたし。
Mさんはカンラカンラと笑って「どうぞどうぞ、いいですよ〜」
そして、「この間もね、旦那に病気だから元気じゃないってどうかね?って話してたんですよ〜笑」って。
なんて元気なんだろう!
小さなことで悩んで元気ないのがバカみたいだヾ(@^▽^@)ノ
お日様のようなMさんに心から感謝を込めて
天の恩寵が貴女にたくさん降り注がれますように